そろそろ春になってテニスの大会が増えてくる頃ですね。
先日今シーズン初めて、シングルスの試合に出てきました!
一般の大会でしたがジュニアが多く出場していて、その日は3人のジュニアと対戦しました。結果は3戦3勝!
対戦前の練習を見ていて、「こんな強いボール打たれたらやばい!」と思っていましたが、落ち着いてプレイしていたら意外と大丈夫でした。
ジュニアと戦うときのコツなど、実際に戦って気づいたことなどをまとめようと思います。
前提 自分のレベル
- チャンスボールを打ち込む勇気がなく、易しくつなげてしまう
- ボレーが比較的得意
- 角度つけるのが怖くて、センターに返しがち
- B級でそこそこ、A級でまれに勝てる
と、私はこんなレベルです。
試合でわかった!ジュニアの攻略法

ここから、ジュニア選手と戦うときのコツを説明していきます。
大きくわけて3つのポイントがあります。
先にミスをしない!
一つ目は、先にミスをしないことです。
ジュニアの子ってチャンスボールの打ち込みが上手ですよね。きっとそういう練習をたくさんしているんだろうな、と見ていて思います。
週1プレイヤーの私は、練習不足もあり打ち込むことに不安があります。なので、あまりリスキーなショットは選ばないようにしています。
なるべくリスクの低いショットを選んで打つ。つまり、基本は深いところへつないでいます。
つなぐだけじゃ勝てなくない?と思うかもしれませんが、同じくらいのレベルの相手だったら、甘いボールが行ってしまってもあまり気にしないようにしています。相手がチャンスボールを打ち込める成功率はせいぜい5割ぐらいでしょう。
甘いボールがいっても、サイドアウト、バックアウトはよくあるし、ネットにかけてもらうことも多いですね。私は内心「ラッキー!」と思っています。
だから、ネットを越すだけでまずは及第点です。自分からミスしないことがかなり大切です。
例外として、相手がめちゃくちゃ上手くて、「チャンスボールを9割決められます!」って人に対しては、歯が立たないのでその時は諦めるしかないです。
変化をつける
2つめは、ラリーに変化をつけることです。
ジュニアの子って1発のショットは素晴らしい!けど、全体としてはまた荒削りな感じがします。大人が勝つには、その未熟さを攻めるしかありません。ちょっといやらしいですけどね。
具体的には、相手に気持ちよく打たせないように、スライスを混ぜてペースを変えるようにしました。
左右の振り回しは得意のようでしたが、前後に動かされるのはあまり慣れていないようでした。
浅めのボレーの後に、頭上を越すロブボレーを打つなどして、コートを広く使うようにしました。
自分は一撃で決めることが苦手なので、この時のボールもほとんど甘かったと思います。でも意外と決められることはなく、相手は何の威力もない甘いボールをミスったりしてました。
相手のペースを乱す
3つめは、相手のペースを乱し、自分のペースに持ち込むことです。
テンポの良いロングラリーは、ジュニアの子たちは本当に気持ちよさそうに打ちますよね。
そのペースに合わせてしまうと相手の思うツボなので、あえてやりにくくすることを考えました。
なるべく得意なラリーをさせない、ということで2つめのポイントとも重なることですが、スライスを打って同じテンポでラリーをしないように意識しました。
いきなりそれを打ち損じることを期待しているわけではありません。人に主導権を握られるダメージは、後からじわじわ効いてきます。
実は今まで、自分より大人な人にそれをやられてこてんぱんにされてきて、何度も嫌な思いをしてきました。
今回はジュニア相手にそれを実践できて、やっぱり効果的なんだと実感したし、成功体験が積めて少し自信がついたのでよかったと思います。
まとめ

ここでは、ジュニア選手と戦うときのコツを3つ厳選してお伝えしました。
シングルスの戦術として基本的なことばかりなので、今後の試合でも活かしていきたいな、と思います。