「育児中に趣味?そんな余裕ないよ…」
「そんな優雅な暮らしができるのは、家政婦を雇えるお金持ちだけでしょ」
そう思っていた時期が、私にもありました。
でも今、私は普通の庶民だけど、趣味を楽しんでいます。
テニスの練習がしたい、という気持ちが根底にあり、それを叶えるために何をしたかというと、家事の時短です。
家事はきちんとやること、そうでないことのメリハリをつけると時間を有効に活用できます。
今日は、週に一度のご褒美である、テニスの時間を確保するために、私が手放した家事を3つご紹介します。
食器洗い:思い切って“1日1回”と決めた

以前は食べ終わるたびにシンクに立っていましたが、「夜にまとめて1回だけ洗う」とルール化しました。
それを実践するために、洗いものを減らすことを意識するようになり、なるべく1枚のお皿にまとめて乗せるようになりました。
また、マンションを買う時に思い切って食洗機を購入しました。
「共働き夫婦には絶対必要だ」という意見をネットで見て購入したのですが、期待通り毎日フル稼働していて、「皿を洗う」という作業からほぼ解放されています。
手で洗うのは、水筒、フライパン、麦茶のボトルぐらいです。
食器の見直し、洗う回数の見直し、食洗機の導入が、食器洗いの時短につながったと考えています。
アイロンがけ:ノーアイロン服に総入れ替え

これまでは週末にアイロンがけをしていましたが、ノーアイロン服に入れ替えたことで、その時間を削減しました。
洋服を買う時に、ポリエステルや形状記憶のシャツを選ぶようにしています。
それ以外の服も洗濯後は少しシワを伸ばしてからすぐ干すことで、頑固なシワを防ぐことができます。
他には、ハンガー収納を活用し、畳まなくていいものを増やしました。
着る頻度が多いものだと、畳んでもすぐ広げることになってしまいもったいないです。
ハンガーのままクローゼットにしまうことでムダな作業を省くことができます。
このように、アイロンがけや畳む作業を減らすことで、時間を節約しています。
掃除:毎日しっかりやるのをやめて“週末まとめて”
毎日思っていることがあります。
「床のホコリ、子どもの食べこぼしが気になる…」
でも、それを気にしていたら、永遠に“自分の時間”は来ないと気づきました。
そこで、平日の掃除は最低限でいい、ということにしました。
具体的には、テーブルの下の食べこぼしを取ることと、廊下やリビングの人がよく歩くところの掃除機がけだけをしています。
ホコリやゴミが見えると、結構ストレスがたまるので、見えるところだけは綺麗にするようにしています。
逆に土日は家具の下の見えないところも含めて、隅々まで掃除をしています。
ロボット掃除機にも興味はありますが、子供がいたずらしてしまいそうなので、まだ購入に至ってません。
うちはカーペットの部分が多いので掃除機メインですが、フローリングが多い場合にはクイックルワイパーを使うのも楽でいいかもしれないですね。
完璧を目指しすぎず、“ちゃんとしなきゃ”という気持ちを手放すと、心も軽くなりました。
まとめ
家事を減らすことは、ズボラじゃなくて、自分を大事にする選択なのかもしれません。
家事を“完璧にやめた”わけじゃないけど、「このくらいでいいよね」と思えるだけで、自分に優しくなれる。
もし今、「趣味の時間が取れない」と感じているママがいたら、まずは“やめても困らない家事”を見つけてみてください。
週に1回だけでも“ママじゃない自分”に戻れる時間があるだけで、心に余裕が生まれています。
小さな手放しが、自分時間の第一歩になるかもしれません。